月: 2021年11月

地上型3Dスキャナーの導入

当社では、事業再構築のための事業計画「インフラDX化へ対応するための3次元レーザー測量への新分野展開」の目的で、2021年10月に新たに地上型3Dスキャナーを購入しました。
新たに導入した3次元レーザースキャナは1秒間に最大200万点の点群データを取得でき、従来の2次元測量では1回の計測で1点の座標値(XY座標及び高さ)しか得られないのに対して、データの内容・量と応用範囲が格段に広がります。
あわせて1回当たりの外業時間が大幅に削減され、内業を合わせた全体コスト等の生産効率を約2割改善することを目指します。
なお、この設備は先般採択され、10月26日に交付決定をいただいた【令和二年度第三次補正 事業再構築補助金】の事業計画で購入することとしたものの一部です。

今回導入したのは以下の機器です。
◆3Dレーザースキャナー Leica RTC360セット 1式
◆3Dレーザースキャナー用点群データ合成処理ソフトウェア Leica Cyclone REGISTER360 1式

Categories: 会社のこと

令和の苦言愚言(26)11月の月例朝礼資料から

10月決算の当社では新しい期に入りました。
昭和47年(1972年)11月創立の当社は来年の11月に満50歳になります。これまでご愛顧いただいた皆様、活躍いただいた社員の皆様、業界団体や同業各社、協力会社などの関係各位にも厚く御礼申し上げます。

さて、11月の経済教室は「税金(徴税)とは」。以前に所得創出のプロセスで、税とは皆さんの所得から徴収されるものであり、それはブラックホールに投げ込むようなもの、と話をしました。
国税庁の子ども向けのページには、「税とは社会を支える会費のようなもの。わたしたちが納めた税金は・・・「みんなのために役立つ活動」や「社会での助け合いの活動」に・・・必要なたくさんのお金をみんなで出し合って負担するのが税金」とあります。
世界大百科の解説には、「国家ないし地方公共団体が,その活動に要する費用を租税として徴収することを徴税という。徴税を国民の側からみた場合には,これを納税という。」と解説されています。
これが普通でみんなそう信じ込んでいいますが、実は完全な間違いなのです。

皆から集めたお金で支出しているのではなく、支出が先で徴収が後ということを、森永康平さんが引用してくれた「モズラーの名刺の逸話」が端的に示しています。
では税金は何のためにあるのか?・・・「課税とはミッションなのですよ」というところまで話が行かなかったので次回に。